妖精・妖怪譚 トーク&ライブ

妖精・妖怪譚 トーク&ライブ

   ~能管とパーカッション~                          

妖怪とは、キャラクターとして姿を現わす以前、なにか怪しげな気配や現象なども含め、日常から少し異なったものを指していたようです。彼らから醸し出される異界は、私たちにとって身近な存在だったと言えるでしょう。大きな自然の中では、妖怪は人間と共存している大切な存在なのではないでしょうか。
妖精といわれるものや精霊といわれるものの話も交え、「音と妖怪」の世界へと皆様を誘います。
妖怪画の原画も数点展示いたします。
是非、お越しください!

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日時:2018年5月13日(日)
   18:00 開場 / 19:00 開演
場所:アートステージ567
   京都市中京区夷川通り烏丸西入巴町92
   TEL 075-256-3759
   市営地下鉄「丸太町」⑥番出口より徒歩1分
   http://567.gr.jp/
出演:渡辺 亮(パーカッション)
   野中久美子(能管)
   
料金:2500円
   小中学生は1000円
予約・お問い合わせ:アートステージ567
   TEL 075-256-3759(12時から18時)

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渡辺 亮(わたなべ りょう)/パーカッショニスト

1958年、神戸市生まれ。

音楽に色彩と空間を与えるパーカッショニストとして、EPO、ショーロ・クラブなど、数多くのアーティストと共演、レコーディングに参加。
青山「こどもの城」の講師を経て、「鼓童」アースセレブレーション、いわき芸術交流館アリオスなど、全国でパーカッションのワークショップを行っている。
ソロ・アルバムに「ウォレス・ライン」「モルフォ」、著書に「レッツ・プレイ・サンバ」(音楽之友社)がある。

自己の活動として「妖怪探訪」「美術と音楽」を主催。
武蔵野美術大学卒業、東京学芸大学非常勤講師。
http://www.ryo-watanabe.com/sound_and_yokai.html

妖怪探訪記
http://www.ryo-watanabe.com/ryo’s_works/youkai_about.html

野中 久美子(のなか くみこ)/ 能管奏者

京都市生まれ。1986年、国際基督教大学(ICU)教養学部卒業。

幼少よりピアノやヴァイオリンなど西洋楽器に親しむが、次第に日本の音楽に心惹かれ、能管を松田弘之(能楽森田流)に師事。
 能管の独奏のほか、世界の様々な楽器や舞、朗読との共演も行っている。富士山五合目の小富士・屋久島縄文杉・下鴨神社糺の森・高野山刈萱堂、等の野外での演奏や全国の神社寺院での奉納演奏も数多い。笛が結ぶ縁に従ってアジア・ヨーロッパ諸国へも演奏行脚する。笛の音は、地球の息吹である風が人の身体を吹き抜けて、人の耳に聞こえるように変じた響きであるように思い、その響きが遙か彼方へも吹き渡るように願って、自ら主宰する会の名を『風迢舎(ふうちょうしゃ)』と付ける。1998年から京都の大徳寺大慈院で「風響の会」を催し、年毎にメインテーマを設けて器楽・声楽・朗読・語りなどのジャンルの表現者をゲストに迎えて共演を行っている。2007年、風響の会10周年記念として能管リサイタル「一管一会」を大津市能楽ホールで行う。 2012年には「一管一会Ⅱ」を京都府民ホールALTIで開催し、コントラバス・ヴォイス・壺・ダンスの共演者を迎えて、委嘱作品「雪女」(岡田加津子作曲)を初演。
2015年5月にイタリア・ミラノで開催された国際博覧会(ミラノ万博)日本館で風迢舎主催公演を行い、日本の風土・文化・藝術を紹介する音楽と映像の作品を上演して好評を博する。 近年は、能管がもつ感覚性や情動性、屹立するような力感から生れる新しい創作曲に取り組んでいる。2002年から筑前琵琶の川村旭芳と組み、「伽羅」というユニット名での活動も行っている。名香“伽羅”の香りを聞く如くに、ユニット「伽羅」の響きを聴いていただくようにと名付けられた。二人で神社・仏閣・キリスト教会から町家・銭湯まで、人の集まる様々な場へ演奏に伺っている。