ここ数年来、3.11が近づくころ、「鎮魂と被災地復興を祈念して」との思いを込めて、祈りと音楽の会を映像上映会と共に開いてきました。
今回、東日本大震災後の三陸沿岸における民俗芸能復興の記録映像を毎年届けて下さっている阿部武司さんを、初めて岩手県より京都にお招きし、講演をしていただきます。
会場となるアートステージ567のオーナーは東北にルーツを持ち、震災後、支援物資を送ったり現場へ趣いたり、沿岸地域の復興グッズを京都で販売するといった活動を続けています。
阿部さんをお招きしこのお二方の話を聞くことを軸とした、京都と東北がつながる十二日間の場「京都で出会う人と人~京都から東北とつながるプロジェクト~」が立ちあがります。
ギャラリーでもあるアートステージ567で、講演会やトークイベント、展覧会や映像上映などを開催します。
コロナ禍で復興は思うように進まず、盛り上がった民俗芸能も継承が厳しい現状にあります。世界中の人が、この厄災禍をなんとか生きていこうとしている。この三月に、あらためて東日本大震災を思い出し、お話を聞いて語り合うという営みの中、新たな気持ちでこの先に向かってできることは何か、考えていく力になればと思います。
そして、この十一年の時をねぎらい、未来へ招福を。
佳き世の中になることを願って、絵と音楽をお届けします。
【日程】 2022年 3月6日(日)、3月11日(金)~21日(月祝)
【会場】 アートステージ567
【主催】 朔の日プロジェクト実行委員会
京都市「Arts Aid KYOTO」補助事業
●問い合わせ・ご予約
アートステージ567 TEL/FAX 075-256-3759
メール sakunoakari.3.11@gmail.com
朔の日プロジェクト2022
http://sakunohi-project.fuefuki.org/sakunohiproject/
●会場 アートステージ567
TEL/FAX 075-256-3759
Email gallery@artstage567.com
企画
①プレイベント
トークイベント「東北とつながる、縁と縁、人と人」
【お話し】 本田晃三、本田佳子(アートステージ主宰)
【日時】 3月6日(日)開演午後2時 開場午後1時30分
【参加費】 1,000円 (義援金を含みます)
*要予約、定員10名
②祈りと音楽
「たむけ 三叉楽 sansaraku」
~東日本大震災で亡くなられた方々の鎮魂と被災地復興を祈念して~
【ゲスト】 篠笛演奏 森美和子
【日時】 3月11日(金) 開演午後2時30分 開場午後2時
【参加費】 1,500円 (義援金を含みます)
*要予約、定員18名
【司会】 吉田幸代
③ 講演会
「三陸沿岸の郷土芸能~踊る・歌うが心を支え続けた東日本大震災の後~」
講師 阿部武司(東北文化財映像研究所)
【日時】 3月12日(土)、13日(日) 開演午後2時 開場午後1時30分
【講師】 阿部武司(東北文化財映像研究所)
【参加費】 1,500円(義援金を含みます)
*要予約、定員20名
展示
3月15日(火)~21日(月祝)午前11時 ~午後6時
入場無料
④ 展覧会 松谷陽子展 『寿山福海』
水墨画による作品展
⑤ 映像上映と資料展示
「東日本大震災後の三陸沿岸の民俗芸能」
映像制作:東北文化財映像研究所