大空合掌
立春のお喜びと、寒中お見舞い申し上げます。
新たな年も早、節分、厳寒の日が続きますが、皆様
いかがお過ごしでしょうか。
昨年三月十一日以来、来し方の暮らしの流れと 同じ意識で
過ごすことが出来なくなりました。
今後も続く混迷の時世に居合わせて、不安と虚しさで
身動きできなくなりそうです。
でも、今生かされている私達は、これまでの生き方を省み、
人と人が心通わせ、手を携え支え合いながら生きていくしか前に進めないような気がします。
おろおろ始めた支援イベントも、小さな点から線へ、そして網の目に、
悲しみを包んで、人々との暖かい交流の輪が
深く広がっているような気がします。
少しずつでも 京都から、出来ること一つ一つ続けます。
年々、古き良き街並みが失われていく京都とは言え、
自然や芸術、文化、歴史の素晴らしさに改めて感動しています。
「京都へのオマージュ」
=魅力ある京都を 学ばせて頂こうと思います。
先人が築いてきた宝物である京都が、
驕り高ぶる街に変貌しないことを願っています。
皆様と、良いご縁が深まりますように、
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年最初のご案内です。
平成二十四年 立春
アートステージ567