大黒 光祥 絹本展 ~神のうつしみ~

大黒 光祥  絹本展

~神のうつしみ~

2014年7月29日(火)ー 8月3日8(日) 11:00-18:30

入場無料
 

大黒光祥 プロフィール

福島県南相馬に生まれる。
京都工芸学校 染織科に学ぶ。
その後、日本画に転向
独学で琳派、四条円山派、水墨(八大山人)に学ぶ。

1998年渡欧、ルネッサンス、印象派、キュビズムシュール等学ぶ。
仏画を描き始め四天王画像図、十二神将画像図完成。
2006年、5年の月日を費やし京都東寺(教王護国寺)に、「平成十二天画像図」絹本完成披露。*①
2010年8月 京都、後素堂にて個展。
2013年11月 当麻寺 西南院 平成来迎図 奉納 *②
その他、奈良吉野の吉野山、櫻本坊にても個展、写仏の指導等。

*① 2006年4月東寺食堂にて完成披露された。
十二天は密教の修法道場を守護する佛で、数百年に一度の割合で転写と言う形で描かれてきた。前回は17世紀末の元禄時代と言う。
今回はあえて転写でなく、画家の想像力で全く新しい十二天が誕生したと話題になった。

*② 三幅対の大画面来迎図は、高野山有志八幅講十八箇所院所蔵の『阿弥陀聖衆来迎図」をそのまま写すのではなく現代的美意識に基づいて表現された。壮大なイマジネーションと二上山という霊場が持つ幻想性を兼ね備えた新たな来迎図となっている。