③ 講演会
「三陸沿岸の郷土芸能~踊る・歌うが心を支え続けた東日本大震災の後~」
日程 3月12日(土)、13日(日) 開演午後2時 開場午後1時30分(休憩有り、約2時間)
講師 阿部武司(東北文化財映像研究所)
参加費 1,500円(義援金を含みます)
*要予約、定員20名
東北地方に伝わる無形民俗文化財を何十年にもわたり記録している阿部武司氏をお招きし、震災後に人々の心の支えとなった郷土芸能の営み、そして現在の状況について、映像を交えお話を伺います。
「東日本大震災の後とても早い段階で、地域の祭や芸能は営みを再開し、人々の心を支え、復興への力となりました。震災後九年目に新型コロナ感染症が広がり、元気を取り戻して活動していた郷土芸能も自粛の波で活躍できなくなりました。しかし、民俗芸能である郷土芸能の多くは、悪魔退散や疫病退散を願って昔から行われてきたこともあり、内陸の剣舞や鹿踊は疫病退散を願って寺社に奉納し始めました。一方沿岸地域は、東日本大震災で見せたような活発な活動は控えられ、すぐには立ち上がることが出来ませんでした….(阿部)」
ご自身も岩手県内陸部に住む当事者であるとともに、沿岸の被災地に寄り添ってきた記録者としての視点から伝えて頂きます。
講演会の後は参加者との座談会。阿部さんも「それが大事だよね」と京都での出会いを楽しみにされています。京都から東北へ、足を運ぶことの叶わない今、気になっていること、思うことなどを話し合える場になればと思います。
●プロフィール阿部武司
1945年栃木県生まれ、東京都育ち。1976年、岩手県移住。1987年に映像制作会社アサヒプロダクツを設立。現在は東北文化財映像研究所所長として活動。
●Japanese folk performing arts 東北文映研ライブラリー映像館
https://www.youtube.com/channel/UCqsSSJ1N_R5KPXXyl-9J0xw
●問い合わせ・ご予約
アートステージ567 TEL/FAX 075-256-3759
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朔の日プロジェクト2022
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